令和4年 5月14日
本年度より発足した「ジビエ倶楽部」の初の活動がありました。
今回の題材は「キョン」という台湾の小さな鹿で、日本では特定外来生物に指定されていて、生息域の東京都 大島町と千葉県では駆除の対象になっています。駆除すると廃棄が前提ですが、食肉としての可能性が非常に高いこともあり、千葉県では食肉として流通できています。
このクラブでは、「ジビエとは何か？」「狩猟、駆除で奪ってしまった命を余すことなく利活用する」を目標として「日本における、時代に即したジビエの在り方」を考えるのも活動の意義の一つです。
座学にてキョンについてを学びます。キョンの何故？についての全てを余すことなく説明して理解を深めていきます。担当教員はこうした問題に対して、日々勉強して知識を得てきたので、その全てを自信もって教えていきます。
座学の後は、キョンと初のご対面です。
今まで見たことも触れたこともない未知のものを目の前にして、緊張と不安がありますが、担当教員の指導の下、勇気をもって精肉を学びした。
精肉しただけでは理解したことにはなりませんよね？
みんなで精肉後は、各自で調理して試食します。
今回は味が一番解りやすい料理「キョンの玉子とじ丼」を作りました。
キョンに対して疑心暗鬼だった学生も、その味わいにほっこりとした表情と感動を隠し切れません。
参加した学生たちは、ジビエ、精肉、試食と学べて、とても満足な時間を満喫していました。
